※本記事は個人の体験談です。アトピー性皮膚炎の診断・治療については、必ず皮膚科専門医の指示に従ってください。
「朝起きると、シーツや布団に血が滲んでいる…」
「寝ている間に無意識に掻きむしってしまい、皮膚科でもらった薬を塗っても振り出しに戻ってしまう…」
お子様のアトピーによる夜間のかきむしりに、毎日悩んでいませんか?
爪を短く切ったり、寝る直前にしっかり保湿をしたりしても、眠りが浅いときや体が温まったときの「無意識のかきむしり」を防ぐのは本当に難しいですよね。
今回は、我が家が子供の「掻き壊し」に限界を感じた時に、夜のストレスを劇的に減らしてくれたアトピー対策の手袋と、「朝まで脱げないためのリアルな工夫」をご紹介します。
朝起きると布団が血だらけ…子供の「夜間かきむしり」に悩んだ日々

昼間は「掻いちゃダメだよ」と声をかけたり、おもちゃで気をそらしたりできますが、問題は夜寝ている間です。
眠たくなり体温が上がってかゆみが強くなると、子供は寝ぼけたまま強い力で肌を掻いてしまいます。朝起きて傷だらけになった我が子の肌を見るたびに、「またひどくなってる」と落ち込む毎日でした。
布団のシーツが血だらけ、皮膚のカスだらけになるので、毎日バスタオルをシーツの上に敷いていました。
シーツは毎日洗うのが大変ですが、バスタタオルは毎日洗濯しやすいからです。
子供が昼間遊んでいるリビングも、すぐに皮膚のカスだらけになるので、毎日数回掃除機をかけていました。
「皮膚のバリア機能を守り、傷を作らせないためには、物理的に爪が直接肌に当たらない仕組みを作るしかない」と考え、子供用のケア手袋をすることにしました。
実際に試して脱げない!一番オススメの子供のアトピー対策手袋

我が家でいろいろ実際に試した中で、一番脱げなく使い勝手が良かった手袋をご紹介します。
【ひっかき防止手袋 ドクターミトン かゆいっこ WR(親指つき)(15カ月~4才ごろ)】です。
今まで付けていた手袋は、一重構造で強く搔きむしると、手袋を付けていても傷がつきました。
それがこの手袋だと、二重構造なので、傷がつかないんです。
また、外側の素材が滑りやすい素材なので、掻こうとすると手が滑って思うように掻けないんです。
初めて付けた時、子供が掻こうとしても掻けない姿を見て、「これはすごい!」と思いました。
内側ミトンにはお肌にやさしい天然系抗菌防臭素材が使用されていて、全然荒れませんでした。
内側ミトン:レーヨン55%、綿45%
外側ミトン:キュプラ100%
また長さが肘の手前くらいまであるので、朝まで外れませんでした。
掻くことができず、外れないので、夜の間に皮膚が傷だらけになることもなくなり、とても助かりました。
また、シーツに敷いていたバスタオルも血が着いたり汚れることがかなり減りました。
この手袋に出会えて良かったと思いました。
我が家が成功した「朝まで脱げない工夫」

先ほどご紹介した手袋はほとんど脱げないのですが、さらに我が家が実践して効果があった「脱げない工夫」を紹介します。また「嫌がらない工夫」も紹介します。
工夫①:長袖パジャマの袖口を重なるように被せる
手袋を装着したあと、パジャマを上からかぶせ、パジャマの袖と手袋の間が空かないようにします。
半袖パジャマでなく、長袖パジャマがオススメです。
皮膚が見えているとそこを掻いてしまします。
パジャマの中にしっかり入れ込むのがポイントです。
工夫②:嫌がるときは「ごっこ遊び」で楽しく着けさせる
イヤイヤ期や動き回りたい時期は手袋を嫌がることもあります。
我が家では「変身するための手袋だよ!」と声をかけ、褒めちぎりながらつけることで習慣化できました。
4. アトピー用手袋を使うときの注意点と選び方

サイズ選びは少し大きめ〜ジャストサイズが基本
小さすぎて手にピタッとしすぎると、締め付け感でかゆみを誘発することがあります。少しゆとりがあるサイズがおすすめです。手袋と手の間に空気があることで、かゆみを防ぐことができます。
4才から大人用の手袋もあります。
手の大きさを見ながら、買い替えることをオススメします。
洗濯ネットの使用&柔軟剤は控えめに
手袋は繊細な素材が多いので、洗濯ネットに入れて洗うと長持ちします。また、柔軟剤の成分が肌の刺激になることがあるため、使用量には注意してください。
我が家は、柔軟剤は全く使っていません。
最低でも2セットは用意しておく
洗い替えはもちろん、夜中にぬれて取り替えることもあるため、多めにストックしておくと夜でも焦らずに対応できます。
まとめ かきむしりを防ぐだけで親の精神的ストレスも軽くなる

手袋はアトピーそのものを治す道具ではありません。
しかし、「爪で皮膚を直接傷つけるのを防ぐ保護ガード」としては非常に強力です。
夜間のかきむしりによる傷が減るだけでも、お肌の状態は落ち着きやすくなり、何より朝起きたときの親自身の「今日も血が出てしまった…」という心理的ストレスが大きく減りました。
同じように夜のかきむしりで悩んでいる方は、ぜひ一度お子様に合った手袋と脱げない工夫を試してみてくださいね。

